私たちのビジョンは「素敵な役割のあふれる日常を創る」です。私たちはこれを一言で「ウェルビーイング」と訳しています。社会のあり方が大きく変化し超高齢社会と言われる現在、高齢化=課題というイメージが強いように思います。私たちは超高齢社会の課題の本質は、前提が変わっているのに現状をアップデート(変革)していないことにあると思っています。これが機能すると超高齢社会は可能性に満ちたものになると確信しています。
全国の介護事業所からこんな声をよく聞きます。「忙しいから〇〇できない」「人手不足で〇〇できない」。 この〇〇にあたるところこそ、医療介護専門職の専門性を発揮すべき役割であり、利用者や家族にとっての新たな価値を生み出す仕事です。 それが今「忙しい」「人手不足」といった現場の状況で実践することができていない、できないというマインドになってしまっている現状があるのです。
介護分野において医療介護専門職は、ひとのウェルビーイングな生活を生み出すという点で非常にクリエイティブな仕事です。クリエイティブさを生み出すためには”余力”が必要です。その環境を提供するのは組織(介護事業所)の役割となります。
だからこそ、現在介護事業所が介護の価値を向上する(職員の働きがい向上・利用者へのよりよいケアの提供を行うために現場に余力を生み出す)「生産性向上」の取り組みが重要だと言われています。「生産性向上」の取り組みの順序は、①マネジメントの構築、②テクノロジー(ICT・ロボット)の活用や介護助手の活用で、これらの取り組みは介護事業所における経営戦略上、最重要な取り組みです。
私たちは、「生産性向上」という言葉が介護業界で使われ出した2017年の黎明期から今日まで、「生産性向上ガイドラインの作成」「地域版介護現場革新会議のパイロット事業」「全国セミナー」「ロボット相談窓口の事業所伴走支援」など厚生労働省の生産性向上施策にさまざまなシンクタンクと共に深く関わり、構築してきました。
私たちは今まで述べてきた取り組みを介護領域における人材開発・組織開発事業(生産性向上・働きがい向上)として実施しています。
令和6年度の介護保険制度改正でも「生産性向上」への取り組みは、介護人材の処遇改善や施設運営を行なっていく上で必須の取り組みとなってくるなど、私たちのサービスに対する需要は増加し続けており、より多くのクライアント(介護事業所・自治体)へ質の高い体験を提供するために、クライアントへの伴走支援を担当するカスタマーサクセスチームの拡大・強化が必要な状況です。
介護業界の人材開発・組織開発(生産性向上・働きがい向上)に強い関心があり、私達と一緒にチームで成長を目指せる新しいメンバーの方々からのご応募をお待ちしています!