2025年6月23日、令和7年度山梨県委託事業 介護生産性向上総合相談窓口 「山梨県 第1回 生産性向上推進セミナー」をハイブリッド開催し、「生産性向上の取り組み方」というテーマで、弊社代表 鎌田が講演しました。本日は現地・オンライン合わせ約190名と、大変多くの皆様にご参加いただきありがとうございました。

セミナー内容
今回のセミナーでは、生産性向上が必要とされる社会的背景、生産性向上をどう捉えるか、業務改善に向けた改善活動の標準的なステップなどをご説明しました。

少子超高齢社会を迎え、テクノロジーが私たちの日常生活と切ってもきれないほど発達した今日、介護現場でも生産性向上の取組への関心は高まっていると感じています。
「生産性向上」というと注目が集まるのは、介護テクノロジーの導入ですが、重要なのは、テクノロジーの導入はあくまで一手段であるということです。生産性向上の取組は広がりを持った取組です。つまり、単なるテクノロジーの導入にとどまらず、現場の困りごと・課題感をチームで認識し、組織としてのありたい姿・利用者に届けたいケアがどのようなものなのかを全員で対話しながら、一丸となって自分たちのゴールを目指すプロセスの中で、より良い現場・チームを作っていくことができるのです。
このような内容をお伝えした本セミナーは、参加者の97%以上の方から「講演が参考になった」「自分の事業所で生産性向上の取組を行いたいと思った」と大変好評をいただきました。
具体的には、
「何のために生産性向上を進めるのか、まずは現場スタッフが納得できることが重要。現場の理解と協力を得ながらチームで取り組む必要があるとわかった」
「生産性向上の進め方を知り、なぜ今まで事業所ではうまくいかなかったのかがわかった」
「事例やツールの紹介が役に立った」
というような嬉しいお声をいただきました。
今後のサポート
「生産性向上推進セミナー」は7月に第2回セミナーを予定しています。第2回では「準備8割ワーク」も織り交ぜながら、「自分の事業所にはどんな機器が最適だろうか?」という疑問にヒントを見つけていただけるような、より実践的な内容をお届けします!
また、本事業では、今回の「山梨県 第1回 生産性向上推進セミナー」にご参加いただいた介護事業所の中から、伴走支援事業所を8事業所募集します(在宅系サービス、施設系サービスどちらも対象)。事業所ごとの課題や目指す姿に寄り添いながら、各事業所の生産性向上の取り組みを熱量高くサポートしていきます。今回のセミナー後のアンケートでは、「現場で実践したい!」と多くの方からご回答いただきましたので、各事業所がありたい姿を手にいれるための取組にしっかりと伴走していきます。山梨県の介護事業所の皆様からのご応募心よりお待ちしています。