このたび、独立行政法人 福祉医療機構(WAM)様主催の「令和7年度 高齢者施設経営セミナー(WEBセミナー)」にて、弊社代表 鎌田が登壇いたしました。
今回のセミナーのテーマは、
「介護DXの推進と生産性向上によるこれからのサービス提供体制」です。
高齢化の進展に伴う介護ニーズの増加と、生産年齢人口の減少が同時に進むなか、「生産性向上」は介護現場にとって喫緊の課題となっています。令和6年度の介護報酬改定では、生産性向上の取り組み等を評価する新たな加算が設けられましたが、算定率を見ると、まだ取り組みが十分に浸透しているとはいえない状況です。
介護分野におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)は、生産性向上を図る手段であると同時に、自施設の課題を整理し、「人が担わなくてもよい業務」をテクノロジーに委ねることで、職員の業務負荷を軽減し、職場環境やサービスに新たな価値をもたらすものとして注目されています。サービスの質を維持しつつ、経営の持続性を確保するためにも、DXの導入と活用は今まさに真剣に検討すべき段階に来ています。
しかし、テクノロジーの導入は、ただ取り入れるだけでは十分な効果を得られず、場合によっては職員の疲弊を招き、かえって生産性が下がってしまうこともあります。
では、どうすればテクノロジーと“最高のパートナー”になれるのか――。
本セミナーでは、そうした本質的な問いに対し、
「介護部門・事務部門の生産性向上とは
-課題の見える化とICT導入による効果・取り組みのポイント-」
をテーマに、現場の実践事例や失敗・成功のリアルを交えながら、わかりやすく解説しました。
ご参加いただいた皆さま、そして主催の福祉医療機構の皆さまに、心より御礼申し上げます。
今後も株式会社TRAPEは、現場に寄り添いながら、介護現場の生産性向上とDX推進に伴走し、より良いケアと働き方の実現に貢献してまいります。
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