静岡県令和6年度介護事業所業務革新推進事業「介護事業所の生産性向上の取組み応援セミナー&ワークショップ」第1回(沼津会場)を開催しました。
弊社代表の鎌田により「生産性向上の取り組みのポイント」についての講演、そして弊社鎌田と令和5年業務改善モデル事業所として特定非営利法人えんの田畑様とは「生産性向上の壁とその乗り越え方」について対談、対談の内容は、生産性向上の取組みの中で最も重要だったことが「現場の声を聞く職員との対話」であったこと、「現場の声、課題は可能性に変わる」体験談を語っていただきました。
その後、現場にどのようなテクノロジーが必要なのかを考える前の準備段階「準備8割」を体験するワークを行いました。自分たちが抱えている課題、そしてその課題を解決すると現場にどんな価値が生まれるのかをしっかりイメージした中で、テクノロジーの活用を考えていくワークを参加者の皆様に体験していただきました。
参加者の方の中には「補助金申請を出す前にこのような機会があれば、補助金申請の内容も変わっていたと思う」「生産性向上について、どう現場と向き合っていけばいいのかがわかった」など、ワーク体験を通して自らの考えの変化を語っておらる方もおられました。
ワークの後は、パラマウントベッド株式会社様、NDソフトウェア株式会社様にご登壇いただきました。
弊社鎌田がモデレーターとなって機器の基礎知識や現場課題とテクノロジーをどう掛け合わせていくと良いか、活用事例や顧客の声も含め多くの介護事業所と深く関わっているメーカーの方だからこそ知り得ることをお伺いしながら対話を行い、あっという間の80分でした。
最後には、参加者の方々がワークで導き出した自分たちの課題からどのようなテクノロジーを活用すると価値を生み出すことができるのか具体的なイメージを持ったな中でメーカー様と直接話す体験ができる場を設けました。
「これまでは、どういった機能がついているのか、何が得なのかを聞いていたが、今回セミナーに参加したことで自分たちの課題を可能性に変えるために必要な機能があるのかどうか、具体的な対話をメーカー様と行うことができた」「今後の展示会では自分たちの目的が明確な中で機器を見ることができる」と自分たちに必要なテクノロジーに辿り着くための準備8割について実感できた体験会となったように思います。
次回は令和6年12月10日に浜松にて開催いたします。
参加者の皆様により良い体験を届けることができるよう取り組んでいきます。