12月5日(木)山梨県 ケアプランデータ連携促進モデル事業 説明会に弊社代表鎌田が登壇しました。
ケアプランデータ連携システムとは、居宅介護事業所と居宅サービス事業所間でのケアプランの交付・受領(共有業務)をオンラインで完結させるシステムです。
本システムを導入することで、業務負担の軽減や円滑な情報共有が可能となり、介護事業所が最も確保したい、利用者や家族と向き合う時間を増やすことが期待できます。事業所単独で本システムを導入することには難しさもありますが、地域全体で本システムの導入・活用の取組が普及すれば、本システムのメリットを多くの事業所が実感し、地域としてケアの質の向上が期待できます。
そこで、本モデル事業では、山梨県様・社会福祉協議会様と弊社が連携し、山梨県内のモデル地域にて本システムの導入から運用までをサポートし、地域全体での導入の促進を後押ししていきます。また、単にシステムを導入するだけでなく、ケアプランデータのやり取りを含めた業務フローや職員の役割分担を見直すことで生まれた時間で、居宅介護支援事業所や居宅サービス事業所がありたい姿に近づくよう支援を行います。
12月5日の説明会には本モデル事業に関心をお持ちの20事業所が集まり、弊社代表鎌田より、本システムを導入することで、それまで事務作業(間接業務)に充てていた時間をケアに使うことができることや、ケアプランの共有のみならず、日常の情報共有が安全にできるようになることをご説明しました。参加者からは、本システムがケアプランだけでなく、PDFや写真(保険証等)のやり取りにも活用できることに驚きと期待の声が聞かれました。
今後、富士河口湖町の事業所を中心に、個別支援(5事業所)とグループ支援(約10事業所)を実施します。引き続き、より多くの事業所が効果を実感し余力を生み出すことで各事業所のありたい姿を手にいれることができるよう、個別支援・グループ支援を通し、全力でサポートしていきます。
説明会概要:
会場:富士河口湖町役場1階 コンベンションホール
主催:山梨県健康長寿推進課 山梨県社会福祉協議会
講演テーマ:「介護現場の生産性向上とケアプランデータ連携システムについて」